豆乳を飲んでこの骨ばった体が少しでも女性らしい丸みになればと思うんですけど、どうかな?
豆乳を飲めば美しく健康的に太るのに効果的だし、女性らしい体つきへの期待は持てるよ
ただし食事の直前に飲むのはやめたほうがいいね
豆乳で太れる?
- 豆乳はキレイに、かつ健康的に太る方法のひとつ
- イソフラボンが女性ホルモンのような働きをしてバストアップ効果に期待できる
豆乳は大豆を細かく砕いて煮だした煮汁のこと。
栄養価が高く、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンを含んでいるのが大きな特徴です。
カロリー自体は牛乳と同じかやや低いくらい。(後述)
タンパク質、脂質、糖質をバランスよく含んでいて、三大栄養素以外にも良質な成分がたっくさん!
カロリーメイトよりバランス栄養食だと言えます。
▶関連記事:カロリーメイトで健康的には太れない事実。気になる「あの」原料は?
痩せすぎていて女性的な魅力にコンプレックスを感じている人は、豆乳をぜひ飲んでみたほうがいい理由を解説します。
女性がキレイに太るために豆乳を飲む意味
- 細胞の代謝促進で肌や髪がキレイになる
- 体内の酸化(サビ、老化)を抑え、体の内部からキレイに作り替える
- バストアップに期待
- 血糖値の上昇を抑える
- 骨粗しょう症の予防
参考:日本豆乳協会
豆乳のうれしい8種の成分
大豆タンパク質
- 基礎代謝を活発化する
- 体内での分解、消化が遅いため、満腹感を得やすい
イソフラボン
- 女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする
- エストロゲンが足りない時にはイソフラボンがエストロゲンと同じ働きをし、エストロゲンが多すぎるときは適度に減らしてバランスをとる作用もある(超優秀!)
- 乳がん予防や、閉経後の骨粗しょう症予防にも効果が期待できる
サポニン
- 中性脂肪の吸収を抑える
- 脂質が作る酸化(体内の「サビ」)を抑制
悪い脂肪を減らして酸化、つまり老化を抑制してくれる
まさにアンチエイジング!
レシチン
- コレステロールの減少
- 脳の血流を良くする
まだ確実な研究結果は出ていないみたいだけどね
大豆オリゴ糖
- 砂糖の70-80%のさわやかな甘み
- 血糖値の上昇を抑える
- 腸内環境を整える
オリゴ糖は血糖値の上昇を抑えてくれ、腸内のビフィズス菌や乳酸菌を活発にしてくれる
健康なお通じはまさに体の内側からキレイになる一歩だね
フィチン酸
- 脳細胞を活性酸素から守る
ビタミンB群
- 三大栄養素の代謝を助ける
- 脳の機能を維持する
美とエネルギー代謝に欠かせないビタミンB群の記事はこちらをどうぞ
ビタミンE
- 脂肪の酸化(サビ)を防止
- 細胞の強化
ビタミンEも女性を細胞レベルから美しくしてくれる働きがあるよ!
不飽和脂肪酸
- 必須脂肪酸であるオメガ6、オメガ3を含んでいる
- コレステロールを下げる働き
太りたい女性が豆乳でバストアップを目指す
「豆乳でキレイに太れる」の本質は、外見そのものではなく、
体の内側から悪い細胞や脂質を排除し、骨を丈夫に保つ作用を期待できること
です。
これは見せかけの外見の変化よりも大切なことなんですね。
たとえば肌の質感って、同じ20代、30代でもかなり個人差があります。
私は職業柄、高齢者との接触もかなり多いんですが、60代~80代のおばあちゃまでも中身の健康具合によって肌質が全然違うんですよ。
若い人だとすっぴんでもツヤツヤしているのがわかるし、高齢者だと外見がマイナス10歳に見えます。
85歳が75歳に見えるって相当ですよ。
若く見える人たちがみんな豆乳を飲んでいるかどうかはわかりませんが、少なくとも
豆乳を飲む習慣をつけることで色ツヤのいい健康的な外見を手に入れる
ことができます。
ガリガリ女性であれば、豆乳でふくよかになることは叶わなくても、魅力ある女性らしい外見になれます。
これは見せかけの外見、たとえば肉を寄せ集めてバストの谷間を作るようなものではなく、あなたの内側が浄化されてキレイになったことで手に入る美しさなんですよ。
(「かき寄せるバストの肉すらないわ!」って方もいると思いますけど;)
また、女性ホルモンのエストロゲンは乳腺の発達と脂肪を増やす効果があり、大豆のイソフラボンはこのエストロゲンとそっくりの働きをすることがわかっています。
ですから、理論上は豆乳を飲んでイソフラボンを摂取することでバストアップにも期待はできると言えますね。
飲むだけで簡単にバストアップ!とはいきませんが、バストアップにつなげる基礎の準備にはなるはずです。
豆乳は太りたいすべての女性の味方!!
無調整豆乳と調整豆乳、どっちがいい?
スーパーやコンビニで売られている豆乳を見てみると、無調整豆乳と調整豆乳があることがわかります。
無調整豆乳と調整豆乳、どっちがいいんでしょうか?
無調整豆乳はその名の通り、加工していない豆乳そのものの味(大豆固形成分8%以上)で、
一方、調整豆乳は砂糖を加えて飲みやすくしたもの(大豆固形成分6%以上)です。
無調整豆乳と調整豆乳、それから牛乳もいれて比較してみました。
紙パック1個(200ml) | カロリー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
無調整豆乳 | 95kcal | 7.4g | 4.12g | 6.39g |
調整豆乳 | 132kcal | 6.6g | 7.4g | 9.9g |
牛乳 | 134kcal | 6.6g | 7.6g | 9.6g |
見比べるとわかりますが、無調整豆乳はタンパク質が高く、低脂質、低糖質、低カロリーでまさにスーパーダイエットフードですね。
調整豆乳と牛乳は、カロリーや栄養素で言えばほとんど同じくらい。
できれば無調整豆乳がいいですよ、と言いたいところですが…
ガリガリ女子に必要なのは、高カロリーで良質な栄養価がそろっているもの。
つまり、調整豆乳でも全然OKということです。
あなたはダイエットがしたいわけじゃないですからね。
もちろん無調整豆乳がダメなわけじゃありません。
私のオススメの飲み分けとしては、
- 三食きっちり食べられる人:無調整豆乳
- 少食でお腹いっぱいになりがちな人:調整豆乳
- 無調整豆乳の味がどうしてもだめな人:調整豆乳
こんな感じでいいと思います。
ちなみに私は①三食食べられるけど、③無調整豆乳の味がどーしても無理なので、②調整豆乳にしています。
太るための豆乳の飲み方
豆乳は血糖値を上げにくいので、空腹時に飲んでも血糖の上昇が穏やかで済みます。
血糖の上昇がゆっくりといことは、インスリンもそんなに出ないということ。
インスリンは出過ぎて足りなくなると糖尿病になったり、お腹周りに情けない脂肪を蓄えたりするので、インスリンが少ないのに越したことはありません。
大豆たんぱくは腹持ちもいいので、ぜひ間食のひとつとして飲んでみてください。
大豆製品は血糖値を上げにくいので、大豆を使ったソイジョイもおすすめ。
豆乳を飲む際の注意点 太れない飲み方
- 食事の直前に飲む
- 主食の置き換えにする
- 飲み過ぎる(上限は1日200ml)
食事の直前に飲む
先ほども言ったように、豆乳の大豆たんぱくは消化が遅いため、満腹感を得やすいんですね。
ということは、ヘタに食事の直前、もしくは食事と一緒に飲むと、それだけで結構お腹がいっぱいになってしまいます。
豆乳が体によかろうが、豆乳のせいで一食が食べきれなかったらまったく意味なし!!
豆乳を飲んでから食事までは2~3時間はあけたほうがいいと思いますが、腹持ち具合は個人差があるので、ひとまずどのくらい満たされるか試してみるといいですね。
主食の置き換えにする
いや、まさか…そんなことする人、いませんよね?
豆乳を主食の置き換えにしようだなんて…
ご飯やパンの置き換えにするにはカロリーが足りなすぎますよっ!
ご飯は1膳で約250kcalはあります。豆乳でそれを補うとなると、一食につき200mlパック2本、1日6本も飲むことになっちゃう。
それは避けましょうね、飲みすぎです。(そんなことする人いるわけないと思いますけど…)
少食で主食の置き換えにするなら、マイプロテインのインスタントオーツ (粉末オートミール)の方が圧倒的に優れています。
飲み過ぎる(イソフラボンのとり過ぎ)
イソフラボンは一日70mgを上限とした摂取量を推奨されています。(食品安全委員会)
豆乳200mlで約50㎎のイソフラボンが含まれていますが、私たちの身近にある大豆製品は豆乳だけじゃありませんよね。
たとえば納豆1パックで約36㎎、豆腐は1丁300gにつき約60㎎も含まれています。
なので豆乳+身近な大豆製品で必要なイソフラボン量はカバーできる計算ですね。
イソフラボンをとり過ぎると良くないのは、バストがどんどんアップして困ってしまうから…ではありません。念のため。
じつは、厳密には過剰摂取の悪影響が確実に報告されているわけじゃないようです。
多少とり過ぎたところで体外に排出されるのでそんなに心配はいらないんですが、あまりにも過剰摂取を連日くり返していると、女性ホルモンのバランスを大きく崩す可能性を指摘されていますね。
豆乳だけじゃなく特にサプリの過剰摂取に注意が必要です。
おすすめ豆乳レシピ
「豆乳単体だときっつい!」
という方に、おすすめの豆乳レシピがあります。
ミキサーがなくても作れるレシピ
私は甘いのが苦手なので、豆乳アイスチャイがお気に入りです(^-^)
どのレシピも自分で甘さを調整できるのがいいですね。
まとめ
豆乳は体の内部からキレイにできる栄養ドリンクです。
適量の豆乳を飲みつつきちんと三食しっかり食べていけば、栄養をちゃんと吸収することができて確実に太ることができます。
まずは今日の帰りにでもスーパーによってみてはいかがですか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事があなたのお役に立てれば幸いです。