ダイエッターたちは糖質制限なんてやってるんだけど、太りたい私は糖質を制限しないほうがいいのかな?
たくさん食べたほうが太れる?
こんなモヤモヤに答えます!
結論として、健康的に太りたいなら糖質制限は必要ありません。
いやむしろ、
制限してはダメ。
糖質は体を動かすだけでなく、脳を働かせる超重要なエネルギーだから。
太りたいなら適量はとらなくちゃいけません。
その上で、糖質をとり過ぎると老化が早まってしまう危険性も知っておきましょう。
ガリガリ女子は心身ともに健康体であってさえ、不健康、軟弱、老け顔に見られがちです。
さらに糖質に栄養バランスの偏った食事を続けていると、
「本当は健康体なのに不健康に見える」
じゃなくて、正真正銘の
「ただの不健康」
になってしまう。
それはイヤ~!( ノД`)シクシク…
糖化は特に肌に現れることが多いので、頬がこけている、クマができやすい、顔色が悪いあなたはさらなる老け顔で大ダメージを受けてしまいます。
気をつけたい糖質(炭水化物)のとり方について解説します!
太りたくても糖質のとり過ぎに注意:「糖化」ってなに
糖質のとり過ぎで老化が早まるのは本当のこと。
これを「糖化(とうか)」と言います。
糖化とは「コゲ」のこと。
そう、肉を焼いた時に黒くこげることですね。
この糖化が始まると、
- シミ
- 小じわ
- 肌のたるみ
- 骨がもろくなる
- 歯が抜ける
- 血管がつまりやすくなる
と、こわいことになってしまうんです。
糖化とは
糖化とは体のコゲのこと。
よくパンケーキに例えられるんですが、砂糖と卵(タンパク質)が混ざって高温で焼かれ続けるとだんだん焦げてきますよね。
体内でもとり過ぎて余った糖質とタンパク質がくっつくことで、同じ「焦げる」現象が起こります。
糖質を食べ過ぎてエネルギーとして消費しきれなかった糖質が余ると、タンパク質とくっついてヤバい物質を発生させます。
それが「終末糖化産物」
終末糖化産物は体の細胞を焦がしてしまい、結果として細胞レベルでの老化現象が早まってしまう。
糖化で起こる体の変化
糖化の一例:
- 皮膚にシミやしわが増え、弾力がなくなりたるんでくる
- 骨がもろくなる
- 歯が抜ける
- 血管が詰まりやすくなる
シミやしわは糖化だけでなく紫外線によって起こることは有名です。
でも糖質のとり過ぎでもできちゃうんですよ…
20代でも頬がこけているあなた。
ほうれい線が目立つあなた。
今でさえ老け顔に苦慮しているあなた。
今のまま糖質を食べ過ぎていると実年齢以上の老け顔になりますから気をつけて。
糖化が及ぼすのは外見上の変化だけでなく、血管や骨といった内部の脆弱さにも影響するんですね。
ガリガリ女性は健康体であっても骨量が少なかったり、貧血になりやすかったりします。
糖化によってさらに体の組織が弱くなれば、それは病気という形となって必ずあなたの足を引っぱります。
あなたがなりたい魅力的な女性像からは程遠くなることは間違いないでしょう。
それはなんとしても防ぎたい!
糖化を防ぐということは、単なる老け顔回避というより、美しく健康的な女性になるための課題、ですよね。
健康的に太るために知っておきたい 糖化を起こしにくくする対策
糖化(とうか)を防ぐには:
- 食事の順番に気をつける
- 揚げ物、飲酒は少なめに
- 食後の運動、普段からの筋トレをする
- 適量の糖質をとる
- 糖質は1日の総カロリーの50-60%は摂取しよう
例)1日総カロリーを1800kcal摂取するなら、このうち900~1080kcal、225~275gは糖質をとること)
▶関連記事:健康的に太るための食事法/こんな情報にはマジで気をつけて
食事の順番
野菜(食物繊維)
⇩
タンパク質(肉、魚類)
⇩
糖質(炭水化物)
の順番で食べると、血糖値の上昇を抑えられます。
ただし、野菜、主食、ご飯の3種を交互に食べる「三角食い」(日本人の一般的な食べ方)なら、それほど血糖値の急上昇はないとも言われてるんですよね。
逆に、空腹時に炭水化物(例えば白米)をドカ食いすると、えぐいほど血糖値がはね上がるので絶対にやめときましょう。
血糖が上がりにくい低GI食
同じ炭水化物でも血糖値が上がりにくい低GI食を選択すれば、体への負担がかなり減ります。
白い炭水化物(普通の食パン)より茶色い炭水化物(全粒粉パン)のほうが血糖値は上がりにくいですね。
私は白米ばかり食べていましたが、白米を玄米に替えただけで食後の眠気がおさまったり、中性脂肪の減少に役立ったりと大活躍でした。
揚げ物、高温調理を減らす
高温調理を減らすのも糖化を遅らせる方法のひとつ。
高温調理といえば揚げ物ですが、糖質の衣を身にまとったタンパク質の肉は、終末糖化産物ができやすい食品です。
そのほかポテトチップスや加工肉(ソーセージやベーコンなど)も糖化を起こしやすい食材ですね。
毎日食べるのは控えたほうがいいでしょう。
糖化を起こしやすい食材はどれも「おいしい」のが特徴なんだよね
ときどき食べる分には精神衛生上にも良いと思います
食後の運動と筋肉量UP
食後すぐに15分程度の有酸素運動(例えばウォーキングなど)をすることで、上がった血糖値を下げる働きがあります。
また、筋肉量を増やすことで糖の貯蔵量がアップし、「使われずに余る」糖分が減るため、終末糖化産物も発生しにくくなりますよ。
▶関連記事:太りたい女性の筋トレ【オンラインフィットネスガイド】
飲酒を控える
終末糖化産物はいくつか発生する原因があります。
多くは糖質×タンパク質の組み合わせですが、アルコールを分解する酵素×タンパク質でも発生してしまうことがわかっています。
つまり、大酒飲みほど糖化(老化)現象が起こりやすいということ。
アルコールはエンプティ(からっぽの)カロリーとも言われ、何の栄養価もないのにカロリーだけはあるというスゴイヤバい存在です。
たしなむ程度にときどき楽しむくらいがちょうどいいね
糖質のとり過ぎになっていないか確認する方法
カロリー計算サイトを利用
朝食、昼食、夕食も含めどのくらい摂取しているか、ざっくりでいいので調べてみましょう。
カロリー管理アプリを利用
カロリー管理アプリはアンダーアーマー社が出している「My Fitness Pal(マイフィットネスパル)」がおすすめ。
基本的には無料で使え、g単位で細かく糖質の管理ができます。
健康的に太るためには必須といえるアプリですね。
▶関連記事:カロリー計算のための無料アプリを3つ紹介
まとめ
どのくらいからが「糖質のとり過ぎ」になるのかは個人差もあって一言ではいえません。
しかし、総カロリーの50-60%を超える量を食べたり運動不足だったりすれば、それは糖化の始まりになります。
10代、20代では気づかなかったことも、30代になるとシミ、しわ、たるみといった肌の不調として確実に目立ってきます。
…恐怖!
老化は誰でも起こること、避けられないこと。
でも努力次第で遅らせることはできる。
ガリガリコンプレックスを持つあなたには、食生活の改善して糖化現象から身を守りつつ、心身ともに元気で美しい女性になってもらいたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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