健康的に太りたい女性にはソイプロテイン?バストアップより美容健康を目的に

ソイプロテインって女性向け?

大豆だから女性らしくキレイに太れたりするかな?
(バストアップも期待できる?)

 

「太る」を筋肥大&脂肪をつけること、と定義するなら、ソイプロテインはどちらにも向かないんだよね

 

ソイプロテインの目的は今ある筋肉を維持すること、イソフラボンやビタミンで体の内側からキレイになることです。

 

結論:

ソイプロテインは「太る」目的なら役不足だが、筋肉を維持しつつコンディションを整えるのには最適のプロテイン

飲んでいるだけでバストアップにはならない(残念!)

 

ソイプロテインで健康的に太れないわけじゃありませんが、

ソイプロテインはホエイプロテインに比べて筋肥大効果は少なく、脂質もほとんどない

のでただただヘルシーなプロテインといえます。

 

消化吸収が遅いので就寝前に飲めば睡眠中の筋肉の分解を防げますが、即効性はないのでトレーニング後には向きません。

 

しかし大豆に含まれているイソフラボンやビタミンが

  • 発がん率を下げたり
  • 減少する女性ホルモンを助けたり
  • 美肌効果を発揮したり
  • 食物繊維が便通を良くしたりと

美容健康の効能にすぐれています。

▶関連記事:豆乳でキレイに太りたい女性へ/おすすめの飲み方や注意点も

 

ソイプロテインの特徴

 

ソイプロテインは名前の通り、ソイ(大豆)から作られたプロテイン(タンパク質)です。

大豆の皮をはがして油脂を搾り取り、残った部分をパウダー状にしたもの。

大豆から作られているというか、大豆そのものですね。

 

ソイプロテインの特徴は、

  • 消化吸収がゆっくり
  • イソフラボンがコレステロールを下げてくれる
  • 脂質がほとんどないこと
  • 食物繊維がホエイより多く含まれていること
  • ビタミンが豊富であること

などが挙げられます。

 

ソイプロテインが向いている女性

 

ソイプロ体を飲むのに向いているのは以下のような人ですね。

  • 乳糖不耐症の人
  • 便秘気味な人
  • ビーガン、ベジタリアン
  • 血中脂質が高い人
  • 美容目的の人
  • 筋肉を維持したい人

 

乳糖不耐症の人

乳糖不耐症とは、乳製品に含まれる乳糖を消化する力が弱く、乳製品でお腹がごろごろしやすい人のこと。

乳糖不耐症の人は牛乳から作られるホエイプロテインのなかでも乳糖が多いものは向きません。

ソイプロテインは植物性なので乳糖不耐症の人でも平気です。

 

便秘気味な人

ソイプロテインは食物繊維がホエイに比べて多く含まれています。

食物繊維はカロリーにならず吸収されないため、腸内を刺激してお通じを良くしてくれるますよ。

 

ベジタリアン、ヴィーガン向き

ソイプロテインは動物性の要素が一切ないので、菜食主義者であるベジタリアンや、卵やハチミツも食べないといったヴィーガンにも向いています。

 

血中脂質が高い人

ソイプロテインに含まれるイソフラボンやレシチンは血中コレステロールを下げてくれる働きがあります。

悪玉コレステロールや中性脂肪の数値が高い人は向いているといえますね。

 

ガリガリなのに中性脂肪が高いのはれっきとした痩せ肥満です。

 

生活習慣病になりかねないし、体系的にはかなりみっともないので、痩せ肥満の心当たりがあるならソイプロテインは積極的に飲みましょう。

 

美容目的の人

大豆に含まれているイソフラボンが乳腺の発達を促してくれる可能性は否定しきれません。

 

また、肌を美しく保ち代謝を良くするビタミンEやビタミンB群も含まれているため、毎日ソイプロテインを飲むことで、細胞レベルでのコンディションを整えてくれることに期待できます。

 

筋肉を維持したい人

ソイプロテインは筋肉を作るより維持する働きに期待したほうがよさそう。

寝る前に飲むことで、就寝中のエネルギー不足による筋肉の分解を防いでくれます。

 

ソイプロテインのデメリット

 

ソイプロテインにもデメリットはあります。

  • 消化吸収が遅い
  • ホエイプロテインに比べて筋肥大効果が弱い
  • 取り除かれた大豆の脂質は必須脂肪酸
  • あまりおいしくない

 

消化吸収が遅いということは、胃腸が弱っているときに消化作用への負担になりかねません。

痩せすぎ女子は胃腸が弱い人も多いので、自覚のある人はそもそもソイプロテインを飲むべきか自問したほうがいいですね。

 

増量効果が弱い

 

ソイプロテインはホエイに比べて筋肥大効果、つまり「太る」効果が弱い。

筋肉量を増やさなければいけない痩せすぎさんたちには、訴求力がちょっと弱いですね。

筋肉量アップが狙いならわざわざソイプロテインを飲む必要はないですね。

 

良質な脂質が取り除かれている

 

取り除かれた大豆の脂質は、人間が体内で作ることのできない、食物からしかとれない必須脂肪酸です。

必須脂肪酸はビタミンの吸収を助けたり、血中コレステロールを下げたりする働きのある大切な脂質。

 

シンプルに考えて、なんで取り除かれちゃったのかなと思います。

健康的に太りたいなら大豆のような良質な脂質は積極的にとっていくべき。

 

「じゃあ納豆食べたらいいじゃん」

というのであれば、

そもそもソイプロテインを飲まずに、3食+間食でタンパク質もビタミンも食物繊維もとればいいのでは

 

ソイプロテインはおいしくない

 

最後に、「あまりおいしくない」というのがあります。

 

フレーバーの種類が圧倒数あるホエイプロテインに比べ、ソイプロテインは選べる味が極端に少ない。

そしてきな粉っぽい粉っぽさがのど越しを悪くします。

 

解決策としては、水(牛乳、豆乳)を分量通り入れてから→ソイプロテインを入れてシェイクすること。

これで粉っぽさ、ダマになりやすさはいくらか解決します。

 

太るためにソイプロテインを飲むタイミングとは

 

太りたいならソイプロテインを飲むのは就寝前のみにしましょう。

 

ソイプロテインは筋肥大効果は弱いですが、タンパク質をゆっくり吸収してくれるので、就寝中の空腹時に筋肉の分解を防いでくれます。

 

あなたの体が日中に作った筋肉を、なるべく減らさないようにしてくれるということ。

 

絶対に避けたいのは、食事が近い時間の間食として飲むこと。

ソイプロテインはかなりの満腹感を得られるので、中途半端な時間に飲むと食事の際に食欲がわきません!

 

結果的に3食に必要な栄養素、カロリーを摂取できなくなり、さらに痩せてしまう可能性があります。

良いかどうかは別として痩せたい人はそれで構わないかもしれませんが、太りたいなら絶対に避けるべき状況です。

 

なので、太りたいなら(痩せたくないなら)必ず寝る前、30分~1時間前にソイプロテインを飲むようにしましょう。

 

就寝前に飲むべきはソイプロテインやカゼインプロテインだよ

健康的に太りたくて飲んでいるのに痩せてしまっては本末転倒!

 

▶関連記事:寝る前にカゼインプロテインを飲むと効率よく太れるが、ムリして飲まなくていい理由

 

味で選ぶ! おすすめのおいしいソイプロテイン

 

ソイプロテインははっきり言っておいしいものは少ない…

しかし、メーカーは努力してます。

 

ザバス ソイプロテイン ミルクティー風味

 

明治 SAVAS ザバス for Woman MILK PROTEIN 脂肪0 +SOY ミルクティー風味 200ml×24本入り プロテイン ダイエット プロテイン飲料 プロテインドリンク スポーツ飲料 清涼飲料水 ソフトドリンク ブリックパック meiji 【送料無料】【代引き不可】

 

ソイプロテインの大豆っぽさ、粉っぽさを覆す上出来の味わい。

ホエイと比べるとクセのあるソイプロテインですが、さすが大手ブランド、ザバス。

日本人の舌を満足させるおいしいソイプロテインを作ってくれました。

 

ただし1㎏あたり約4000円とやや高めなのと、1食あたりのタンパク質量が15gなので(ホエイは20~23g)、タンパク質摂取の非効率は残念なところ。

 

低脂肪乳で割ると、足りないタンパク質を乳タンパクで補えるうえ、水で割るより濃厚でおいしいミルクティー味になります!

 

タンパク質含有量で選ぶ! 許容範囲のおいしさのコスパ最強ソイプロテイン

 

本気でキレイな体づくりをしたい人にはザバスのソイプロテインだとタンパク質含有量がちょっと少なすぎます。

 

味や食間は性能より大事!と信じている私ですが、ガリガリ女子は圧倒的にタンパク質が足りないので、どうせ毎日飲むならガッツリとってもいいんじゃないかと思うのです。

 

マイプロテイン ソイプロテイン アイソレート

マイプロテイン ソイプロテイン アイソレート

 

結論からいうと、タンパク質含有量&コスパにおいては比類なき性能を発揮しているのがマイプロテイン

定価は1㎏あたり3700円ほどですが、頻繁にやっている30%OFFセールによって1690円で買えます。

 

しかも、1食あたりのタンパク質量は27gと、ザバスの2倍近く。

ただし相当腹持ちがいいので、就寝前以外にはおすすめできません。

 

味ではザバスの方に軍配が上がりますが、選ぶならストロベリー味がおすすめ。

 

まとめ

 

個人的にはソイプロテインはガリガリ女子のボディメイクに必須とは考えていません。

 

大豆たんぱくが欲しいなら納豆やみそ汁など大豆製品から、食物繊維なら野菜からとればいいし、イソフラボンを補給したいなら豆乳でいいからです。

 

しかしソイプロテインにはホエイプロテインにはない「美容効果」への訴求力が高いため、女性向けのようなイメージがついていますね。

 

実際、筋肥大より整腸効果や美肌効果は確実にありますので、ソイプロテインが体に悪いことは決してありません。

 

結論:

ソイプロテインは「太る」目的なら役不足だが、筋肉を維持しつつコンディションを整えるのには最適のプロテイン

 

結局ソイプロテインよりはホエイプロテインのほうがいいってこと?

 

とりあえず痩せすぎさんたちにはタンパク質が圧倒的に足りないので、

なんでもいいからタンパク質はとろうね(プロテインは飲んでね)

というところに落ち着きます。

 

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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