私ってなんでこんなに痩せてるんだろう?
なんで太れないんだろう?
なにが原因かなぁ…
あなたの痩せすぎの原因、それは
- 遺伝的な要因が大きいですが、
- その後の食生活の偏り、
- 運動不足、
- 姿勢の悪さが負のスパイラルとなって引き起こされたもの
かもしれません。
太りたくても太れない原因
太りたくても太れない原因
- 遺伝的要因(体質)
- 骨格(姿勢が悪い)
- 摂取カロリーが足りない
- 栄養が足りない
- 消化不良
- ストレスを抱えやすい
①遺伝的要因
遺伝的な要因、つまり家族性です。
痩せすぎの人はおおむね、根本的な部分はここから始まります。
なかには家族で痩せてるのは自分だけ、という人もいるかもしれませんね。
両親がそうでなくても祖父母、曾祖父母とさかのぼれば、ご先祖様のなかに太りにくい因子を持った人がいたかもしれません。
いわゆる「体質」というやつですが、
で終わらせてしまうと何も始まらない。
太りやすい人も、糖尿病になりやすい人も、心臓の病気になりやすい人も、遺伝的にそういう人はいます。
なんでも「やらない理由」「できない理由」にできちゃうんだよね…
私自身がそうでした。
ですがこれを言い訳にすると何もできなくなってしまう…
この体質をベースとして、次のような複合的な要因が重なって痩せすぎになります。
▶関連記事:女性でもハードゲイナー!食事と筋トレで改善【チェック方法付き】
②骨格のゆがみ(姿勢が悪い)
痩せすぎの人は総じて猫背やストレートネックなど、骨格に問題がある人が多いことは有名です。
ガリガリなのに、まるでどこかの家元のように背筋をピンとして歩く…
そんな人がいたら、それはそれですごい。美しい。
でも大概、痩せすぎ女性は猫背が多いです。
もちろん私も猫背、加えてストレートネック。
慢性的な肩こりに悩まされていました。
なんで姿勢が保てないかというと、まず体幹を支える筋力が弱い。
「あ、いけね」と思ってピンとしても、いつの間にか曲がってる。
その方が楽だから。
姿勢を保つ筋肉が圧倒的に弱いからです。
これは後述する筋力不足にも絡んでいます。
姿勢が悪いせいで、
- 内臓圧迫による消化不良
- 血流が悪く冷え性に
- 頭痛、肩こりや腰痛
などなど、負の悪循環しか生まないんですね。
消化不良は栄養分の吸収に大きく関わっていきます。
▶関連記事:太りたい女性がストレッチから始めるべき理由【その姿勢、悪くない?】
③摂取カロリー不足
知ってるようで知らない「カロリー」。
カロリーとは何ぞやということで、タニタのサイト見るとこんなふうに書いてあります。
「カロリー」とはエネルギーの単位です。 1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。
う~ん、なんだかよくわかんないな。
簡単に言えば、「人間が動くための燃料」を表す単位ってことですね。
そして痩せていようが太っていようが、体重が増えるための絶対条件はこちら。
太るには摂取カロリー>消費カロリーが鉄則
食べる以上に消費してしまったら、体重が増えるわけないんです。
▶食べ過ぎたのに痩せた?基礎代謝が高いだけじゃない4つの理由
④栄養不足
カロリーと栄養は意味合いが異なります。
カロリーが足りていても、必要な栄養素がアンバランスだと太れません。
私もなんだか誤解していたことがあります。
それは、
カロリーと栄養をごちゃまぜにしてた
ということ。
聞いたことがあるかもしれません。栄養には5大栄養素と呼ばれるものがあります。
- タンパク質
- 脂質
- 糖質
- ビタミン
- ミネラル
このうちエネルギー(カロリー)として体のなかで利用できるのは、
- タンパク質
- 脂質
- 糖質
この3種類。
タンパク質、脂質、糖質を3大栄養素と言います。
3大栄養素のなかでもそれぞれ体への働きがあって、痩せすぎ女子が太るための優先順位は「タンパク質」「炭水化物」なんですよね。
特にたんぱく質は重要で、
- 内臓や筋肉といった体のパーツづくり
- 消化器官の調整、代謝に必要な酵素づくり
- 免疫づくりなどなど
などといった、超重要な働きを担っているのがタンパク質だから。
栄養の消化吸収はすべてタンパク質から始まっていると言っても過言ではありません。
いくら摂取カロリーが消費カロリーを上回っていても、たとえば白米だけ大量に毎日食べ続けたとしても、栄養が偏ったうえに正しく代謝できなければ、それで健康的な体づくりはまったくもって期待できません。
摂取カロリーが消費カロリーを上回っていようと、適切な栄養価が体内に入ってこなければ太れるはずもないんです。
食べた分、一時的には増量するでしょう。
でも一晩寝たら元に戻ってたなんて経験のあるあなたは、そもそも正しく栄養を摂取したか、自分の胸に聞いてみてください。
私は以下のように食事改善をしています。
- 食事回数を増やす
- 高タンパク食を増やす
- 食事で足りない栄養素をサプリメントで補う
▶関連記事:ガリガリ女性が健康的に太るためには食事バランスが最も重要
⑤消化不良
何もかも適切に正しく食べてるのに、やっぱり太れない。
考えられるのは消化不良です。
胃が弱い、おなかを下しやすい、そんなあなたには消化酵素が足りていない可能性も。
栄養を分解して吸収するには唾液、胃液、腸液、膵液、胆汁で作られる酵素が必要。
内臓はタンパク質でできているので、酵素が足りないということは内臓自体が弱っているということなんですね。
なので、内臓を作っているタンパク質をたくさん摂取して、臓器から作り直さなければいけません。
サプリやら薬やらいろいろありますが、本質的なところで食事の見直しが必要なのは同じなのです。
ガリ業界では最近目にする「太る体づくりのサプリ」なるものもあるので、胃腸の弱い痩せすぎ女子さんは試してみるといいですね。
▶太るサプリ『プルエル』実体験レビュー!1カ月の効果とメリット・デメリットも解説
⑥筋力不足
筋力に関しては、これまたカロリーやタンパク質、骨格などこれまで上げてきた要因と密接にかかわっています。
筋力はアンダーカロリー下で低下する
アンダーカロリー、つまり消費カロリーが多い、もしくは摂取カロリーが少ないと筋力が低下するってこと。
ここまで読んできてくださっていれば、この流れが同じパターンなのに気づく方もいると思います。
痩せているから筋力がないのか、
筋力がないから痩せているのか、
骨格が曲がっているのは筋力がないからか、
筋力がないから骨格が曲がってるのか、
いずれもニワトリとタマゴの関係と同じです。
痩せすぎの始まりを探しても意味はありません。
確実なのは、筋力をつければガリガリから脱却できるということ。
筋力をアップして、骨格も直して、タンパク質たくさん食べて、消化不良も直して、栄養を吸収できるようになれば美しく健康的に太れます。
⑦ストレス
ガリガリ体型の人って、なんか線が細くて神経質なイメージありませんか?
いや、実際はそうじゃないことの方が多いんですが、なんかそう見られちゃう難儀なカラダであります。
私も全然神経質ではないと自覚してますが、
激しいストレスで食欲が失せてしまうタイプ
ではあるんです。
まあ…失恋したとか…。
ストレスで大食いして体重増加する人もいるかもしれませんが、痩せすぎ女子さんには食が細くなってみるみるうちに体重が減っていく人が多い気がします。
ふだんから神経質じゃなくてもね。
また、ストレスでおなかを下しやすい人には病名もついてますね。
過敏性腸症候群は痩せてても太っててもなりますが、痩せてる人が患うとさらに痩せてしまう。
原因となるストレスを減らせますか?
例えば転職や引っ越しで環境を変えるなんてできませんか?
過敏性腸症候群でなくても、ストレスに対してはメンタルから一新するのがおすすめ。
月並みながら、『嫌われる勇気』はストレス耐性を鍛える神本です。
太りたくても太れない原因:まとめ
あらためてまとめます。
太りたくても太れない原因
- 遺伝的要因(体質)
- 骨格(姿勢が悪い)
- 摂取カロリーが足りない
- 栄養が足りない
- 消化不良
- ストレスを抱えやすい
遺伝子レベルを変えることはできませんが、あなたの努力次第であなたの体を作り替えていくことはできます。
まずは「変わりたい」という意識を持つことが大事。
それがすべての始まりです。
ガリガリだろうと自分の体をとことん愛してください。
足りないものを与えて、育ててあげましょう。
本記事は以上です。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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